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●雑記●
2024-07-07 02:33:57今日のひとこと:2024-07-07 -七夕-
今日は、七夕です。
「七夕(たなばた)」は、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川(あまのがわ)を渡って年に一度だけ会うことができるという中国の伝説に由来する日です。
この伝説が奈良時代に日本に伝わり、日本に元々あった七夕信仰と結びついて年中行事としての「七夕」へと発展しました。織姫星(織女星:しょくじょせい)はこと座の1等星ベガ、彦星(牽牛星:けんぎゅうせい)はわし座の1等星アルタイルである。なお、この二つの星に、はくちょう座の1等星デネブを加えた三つの星を結ぶと大きな三角形となり、「夏の大三角」と呼ばれます。
七夕の起源は、日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(お盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠きっこうでんや佛教の盂蘭盆会うらぼんえ(お盆)などが習合したものと考えられています。古くは「七夕」を「棚機」や「棚幡」とも書いたが、現在でもお盆行事の一部でもあり、笹は精霊(しょうりょう:祖先の霊)が宿る依代(よりしろ)です。短冊(たんざく)などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られません。
七夕は「星祭り(ほしまつり)」ともいう。この日7月7日または月遅れの8月7日を中心として、「七夕祭り」が日本各地で開催されます。商店街などのイベントとしても実施され、笹飾りをはじめとした七夕飾りが通りに並びます。
特に北海道では月遅れの8月7日に七夕の行事が実施される地域が多い。そんな北海道には「ローソクもらい」や「ローソク一本」と呼ばれる風習があります。子どもたちがはやし唄を歌いながら近所の家を回り、ローソクやお菓子をもらうという行事です。
その他、宮城県の仙台では月遅れの8月7日を中日として、8月6日から8月8日の3日間にわたり「仙台七夕まつり」が開催されます。仙台七夕まつりは東北三大祭りの一つにも数えられます。「たなばたさん」とも呼ばれ、伊達政宗公の時代から続く歴史あるお祭りです。
七夕というと、私は阿佐ヶ谷七夕まつりによく行っていました。
この祭りは、8月初旬に東京・杉並区の阿佐ケ谷駅周辺で毎年開催されているイベントです。商店街を彩る夏の風物詩として、多くの人々が訪れます。
阿佐ヶ谷七夕まつりの面白いところは、手作りの「はりぼて」です。他の地域の七夕まつりではあまり見かけない巨大な「はりぼて」が商店街を飾ります。商店街の人々がその年ごとの流行やアイディアを取り入れて手作りしたもので、竹飾りやくすだま飾り、吹流しなどと一緒に商店街を彩ります。また、期間中は多くの店舗が模擬店を出店して、さまざまなフードやドリンクが楽しめるほか、金魚すくいなども行われます。
阿佐ヶ谷七夕まつりは、地域の賑わいを創出する素敵なイベントであり、多くの人々に愛されています。
ぜひ今年訪れてみてください。
それでは。
紹介「いこーよとりっぷ - 第68回 阿佐谷七夕まつり」
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