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●雑記●

2024-05-25 00:01:28

今日のひとこと:2024-05-25 -葛飾応為について-



今日は、葛飾応為(かつしかおうい)さんについて紹介します。

葛飾応為(1800?-1857?)は、葛飾北斎の娘として生まれました。
あの、葛飾北斎の家族やまして娘さんがいたとは、と驚いた方もいるかもしれません。
本来の名前はお栄というそうです。
雅号の応為は、父の北斎が「おーい、おーい」と呼んだからと言われているそうです。

幼いころから、絵が達者で10歳くらいでちょっとした出版物の挿絵を描いていたそう。
年頃になると、南沢等明という絵師に嫁いだが、結果的には離縁になり実家に戻ったのです。
昼間から飲酒をしていたそうだけど、悩んだふしはないです。
あからさまに夫の絵をこきおろしてしまったりしていたという話もあります。

だけど、実家に戻ってからのお栄は、様々な絵を描いています。
お栄は、父である北斎に似て、変わった女性だったようです。

お栄の代表作には、「夜桜美人図」という肉筆画があります。
石灯籠の傍らに振り袖姿の女性が立って、細い筆で短冊に何か書こうとしている絵です。
石灯籠の明かりで、女性の顔と手と短冊が闇の中に白く際立ちます。
背景の夜桜も一部が明るく照らされ、襟元と袖の振りから覗く襦袢の赤が薄闇の中で鮮やかです。

もう一点「吉原格子先之図」もあります。
検索サイトでもひっかかるので、ぜひチェックしてみてほしいです。

西洋の有名画家を、お栄の作品の光と闇から、覗き見ることができるように思います。
例えば、レンブラントなどです。

また、死も謎に包まれた女性です。
最近、脚光を浴びているのかもしれません。

それでは。


紹介「wikiwand - 夜桜美人図
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