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●雑記●
2024-01-12 18:36:15今日のひとこと:2024-01-12
昨日は、映画「屋根裏のラジャー」を観てきました。
映画は終わってみると、じんわりと胸が暖かくなるそんな感じでした。
とても綺麗な画面で、今どきに手書きをこだわるだけあるなぁと思いました。
フランスのクリエイターとのコラボレーションの合作は、観る者に想像の世界にいざないます。
想像の世界、そこはとても自由でのびのびとしていて、観ることによって、同じように体験するのが快感の世界です。
でも、そんな想像=イマジナリと呼ばれる者たちの世界にもルールが存在します。
イマジナリを生んだ存在=人間達に忘れられたら、消えるしかないのです。
でも、そんなイマジナリにもオアシスのような場所がありました。
そこでは、人間達に忘れられたりしていても、生きることができたのです。
イマジナリと遊びたい人間の子供達と遊ぶこと=お仕事をすることによって、命を長らえることができたのでした。
主人公としてのラジャーもそんなイマジナリの一人ですが、ラジャーの創造主の子供=アマンダが交通事故により別れてしまい、やがて失意のままイマジナリの町へ行く事になるのでした。
アマンダの生死や、謎の男の襲撃、アマンダの母親はラジャーが見えるようになるのか、といった謎が点在していて、観る者を引き付けます。
ネタバレなので、隠します。
どうしても読みたい方は、ドラッグして読んでください。
少しネタバレするなら、謎の男が消え去る時、謎の男自身の写真が最後に現れ、やがてそれも消えてしまいます。
謎の男は人間だったのか、はたまたイマジナリなのか。謎が深まります。
謎の男は、自分は想像することができる。
そう言っていました。
人間なのかな、と思ったけれど、最後に消滅してしまったことを考えると特殊なイマジナリだったのでは、と思います。
人間は消えてしまうことはありませんからね。
そして、謎の男の後に現れた写真は自分自身の写真だったのは、自分と遊びたい、そんな男だったのではないかな、とも思います。
ただわからないのは、何を司る男だったのかな、謎の男は。
いつも一緒にいる不気味な女の子は、現実を表わしているのかなと思いました。
イマジナリにとっての現実。
あるいは、ちょっと匂いがしてガッカリするような腐ったリアル。
それを食らったのは、イマジナリにとって致命傷だったのでは。
謎の男は、イマジナリ=想像の闇の部分に思えてなりません。
ここまで。
最後に流れる主題歌「Nothing’s Impossible」が泣かせます。
映画が終わっても席を立たずに、歌の訳を読みながら歌に聞き入って欲しいです。
ぜひ、映画館へ行って自分の目で確かめてほしいと思います。
それでは。
出典「「屋根裏のラジャー」公式ページ」
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