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◇Behind the scenes of PANTONE 13-1023 Peach Fuzz

来年の流行色になるであろう「来年の色(2024年)」を発表した２つの団体からの色をここで書こうかと思います。

一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)は、毎年12月に「来年の色—メッセージカラー」として、翌年を象徴する色1色を発表しております。

「2024年の色」は、その年の人々の心や考えを表す色であり、世の中にむけた「メッセージカラー」として選定しているそうです。


◆2024年の色



◇ハローブルー　出展先　一社・日本流行色協会（JAFCA）


＜色名＞ ハロー！ブルー Hello！Blue
マンセル値 ： 3.6PB5.5/8.6　
系統色名：モデレート・ブルー

（参考値：Hexadecimal・16進数＝「#4f8bc2」）

◆カラーの選定理由

コロナ渦もようやく決着がつきそうになり、忙しい日常が戻りつつある今年から来年へつないだ時、時代の混沌や世の中の不平不満を浄化し、未来を明るく照らし前向きにしてくれる色としています。
すっきりとした空気を運んできてくれるような、クリーンでさわやかなブルーを2024年の色―メッセージカラーとして選ばれました。

「ハロー！」と新しい時代を笑顔で歓迎するような、明るく優しいブルーですね。


◆Key words

冷静、沈着、平静、知性、平和、共生、うららかさ、のどかさ、安らぎ、清澄、

コミュニケーション、俯瞰、調和、前向きに進む、シームレス、移り変わる色

＊カラー選定／「来年の色」選定グループ
（小森美穂子〈JAFCA専門委員〉+ JAFCA）

※マンセル値＝マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系のひとつで、色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現しています。


もう一つの団体からの「来年の色」の発表です。



◇Behind the scenes of PANTONE 13-1023 Peach Fuzz

毎年12月にPANTONE®社がパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーを発表しました。

「ピーチ・ファズ」と名付けられた来年のカラーの背景にあるのは、「人と人とのつながり」だとパントン・カラー・インスティテュート（PANTONE®社）のバイスプレジデントのローリー・プレスマンはUS版『VOGUE』に語っています。

静かなひとときを純粋に噛み締めるために必要な色であると同時に、温かみがあり、心地の良い一色でないといけませんでした。
ひとつの色に、人類を結び付けることを望むのは随分と無謀に思えるが、ピーチ・ファズには、まさにそれが求められているのです。

正式には「PANTONE 13-1023 Peach Fuzz」と呼ばれるこの色は、「ベルベットのような優しいピーチトーンで、すべてを包み込み、心、体、魂を豊かにする」と表現されています。
誰かと触れ合う瞬間を思い起こさせるような、淡いオレンジの色合いで、テクノロジーや画面越しのコミュニケーションから離れ、実際に会ってつながりたいという願望を表すために選ばれました。


二つの団体からの、来年の色は皆さんはどうお考えでしょうか。
私は、コロナ渦という暗い時代からの脱出という兆候を、表しているのではないかと思っております。
来年こそ、幸先のいい未来であってほしいものです。
それでは。


出典「日本流行色協会(JAFCA) - 2024年の色は、“世界にハロー！世の中を明るく照らすブルー”」

出典「PANTONE P.J - パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2024 Peach Fuzz」

出典「VOGUE JAPAN - 2024年の色は“ピーチ・ファズ”──PANTONE®社が選ぶ、注目のカラー・オブ・ザ・イヤー」


紹介「SNOW Web Site - 流行色2023」

紹介「SNOW Web Site - 流行色について」